愛する猫のために。ニオイの悩みを解決する「猫想いの脱臭除菌機」が新登場!
「猫は家族の一員」そう考える猫オーナーさんにとって、愛する猫との暮らしはかけがえのない喜びです。しかし、そんな幸せな日々の中で、多くの方が直面する共通の悩みがあります。それが「ニオイ」です。特に猫のトイレ周りのニオイは、来客時や日々の生活の中で気になるもの。猫オーナーさんの中には、「もっと快適な空間で猫と暮らしたい」「ニオイ対策で、猫にもストレスを与えたくない」と切実に願っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな猫オーナーさんの声に応えるべく、株式会社フジコーが「猫想いの脱臭除菌機」を開発しました。2025年11月1日に新発売される「ブルーデオS にゃんこモデル」は、猫の糞尿のニオイに特化しつつ、猫の特性に最大限配慮した画期的な製品です。今回は、この「にゃんこモデル」がどのように猫オーナーさんの悩みを解決し、猫と人の暮らしを豊かにするのか、その魅力に迫ります。
「ブルーデオS にゃんこモデル」が解決する、猫とニオイの深い関係
私たち人間にとって「少し気になる」程度のニオイでも、猫にとっては大きなストレスになり得ます。なぜなら、猫の嗅覚は人間の約10万倍とも言われるほど鋭敏だからです。猫はニオイを通して多くの情報を得ており、その環境が不快なニオイで満たされていると、食欲不振やストレス行動(不適切な場所での排泄、過剰なグルーミングなど)につながる可能性も指摘されています。だからこそ、猫が快適に過ごせる空気環境を整えることは、オーナーさんの愛情表現の一つとも言えるでしょう。
株式会社フジコーが今回発表した「ブルーデオS にゃんこモデル」(型名:MC-S311C)は、これまでのブルーデオS型(型名:MC-S201)の優れた脱臭力をさらに進化させ、特に猫の糞尿のニオイに徹底的にフォーカスしました。単にニオイを消すだけでなく、愛する猫の心身の健康と快適さを第一に考えた「猫想い」の設計が随所に施されています。
「猫想い」の4つの特徴:猫とオーナーさんのためのこだわり
「ブルーデオS にゃんこモデル」には、猫と暮らす人々が本当に求めている機能が凝縮されています。その中でも特に注目したい「猫想い」の4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
1. 猫にやさしい脱臭除菌方式:化学物質を放出しない安心設計
一般的な空気清浄機や脱臭機の中には、オゾン、イオン、次亜塩素酸などの化学物質を放出する方式が多く見られます。これらの物質は、人間にとっては問題が少なくても、体の小さな猫にとっては影響があるかもしれません。特に猫は呼吸器が敏感な動物であり、空気中に放出される化学物質が、呼吸器系の刺激やアレルギー反応を引き起こすリスクも考えられます。長期的な健康への影響についてはまだ研究途上ですが、もし愛猫に不調が出たらと考えると、やはり心配になりますよね。
「にゃんこモデル」は、このような猫オーナーさんの懸念に徹底的に配慮しています。オゾン、イオン、次亜塩素酸といった化学物質を一切放出せず、ニオイや有害因子を本体内部に取り込んで処理する方式を採用しています。具体的には、高性能な活性炭フィルターと、フジコー独自の技術が詰まった光除菌フィルターのWフィルター構成で、ニオイや菌を分解・除去します。この方式なら、化学物質による猫への影響を心配することなく、安心して清潔な空気環境を保つことができます。
2. 驚かせない静音設計:猫の繊細な聴覚への配慮
猫は非常に聴覚が鋭い動物で、人間には聞こえない高周波の音も聞き分けます。そのため、突然の大きな音や継続的な機械音は、猫にとって大きなストレス源となることがあります。家電製品の稼働音で、猫がビクッと驚いたり、隠れてしまったりする姿を見たことがあるオーナーさんもいらっしゃるかもしれません。
「にゃんこモデル」は、この猫の繊細な聴覚に最大限配慮した静音設計が施されています。弱モードではわずか21dB、標準モードでも25dBという図書館並みの静かさを実現。さらに、モーターの回転をゆるやかに変化させることで、猫が音に驚きにくいように工夫されています。これにより、猫は機械の存在をほとんど気にすることなく、安心して過ごせるでしょう。夜間や猫が寝ている間も、音を気にせず稼働させられるのは、オーナーさんにとっても大きなメリットです。
3. 噛みに強い電源コード:予期せぬ事故を防ぐ安全対策
猫は好奇心旺盛な生き物で、動くものや垂れ下がっているものに興味を示し、噛んだり引っ掻いたりすることがよくあります。特に電源コードは、遊び道具になったり、歯のムズムズを解消するために噛んでしまったりすることが少なくありません。しかし、電源コードを噛んでしまうと、感電や火災といった重大な事故につながる危険性があります。
「にゃんこモデル」では、このような猫の行動パターンを考慮し、電源コードにポリ塩化ビニールを編み込んだ丈夫な皮膜を採用しています。これにより、一般的なコードに比べて断線の心配が大幅に軽減され、万が一猫がコードを噛んでしまっても、大切な愛猫とご自宅の安全を守るための対策が施されています。オーナーさんは、愛猫がコードを噛んでしまうかもしれないという不安を軽減し、より安心して製品を使用できるでしょう。
4. 猫が落ち着くグレー系カラー:視覚特性に合わせた優しい選択
家電製品の多くは、インテリアに合わせやすい白色や黒色が主流です。しかし、猫の視覚特性を考えると、これらの色が必ずしも猫にとって快適とは限りません。白色は光を反射しやすく、目が敏感な猫にとっては不快に感じることがあります。また、黒色の大きな物体は、猫に恐怖感を与える傾向があるとも言われています。猫は人間とは色の見え方が異なり、特に青や緑の識別は得意ですが、赤やピンクは識別しにくいとされています。
そこで「にゃんこモデル」は、猫があまり気にしないとされるグレー系カラーを採用しました。グレーは目に優しく、周囲の環境に溶け込みやすい色です。この配慮により、猫が脱臭除菌機を警戒することなく、自然にその存在を受け入れ、ストレスなく快適に過ごせる空間づくりに貢献します。製品のデザイン一つにも、猫への深い愛情が込められているのです。
犬と猫のニオイの違い、そして「にゃんこモデル」の脱臭力
ペットのニオイと一口に言っても、犬と猫ではその種類が少し異なります。犬の祖先である狼は群れで狩りをするため、お互いの体臭で仲間を認識し、獲物を追い込む必要がありました。そのため、犬の体臭の主な成分はアンモニア、アセトアルデヒド、低級脂肪酸などと言われています。
一方、猫は単独で狩りを行う「待ち伏せ型」の狩猟動物です。獲物に気づかれないよう、体臭を抑える進化を遂げてきました。猫が起きている時間の3分の1をグルーミングに費やすのも、身だしなみだけでなく、体臭を消して狩りの成功率を上げるためだと言われています。しかし、猫は体臭は少ないものの、糞尿のニオイは犬よりも強いと一般的に言われています。その主な成分は「3メルカプト3メチル1ブタノール」(3-MMB)という物質です。この3-MMBは、縄張り行動や種の識別、雄雌の識別などに関わっている可能性が研究で示唆されており、猫にとって非常に重要なニオイ成分である一方で、人間にとっては強烈な不快臭となります。
3-MMBへの特化と驚きの脱臭力
「にゃんこモデル」は、この猫の糞尿の主要成分である3-MMBの脱臭に特に焦点を当てて開発されました。株式会社フジコーの技術開発センターで行われた脱臭試験では、旧モデルであるブルーデオS型(MC-S201)と比較して、3-MMBを約2倍の速さで脱臭することが確認されています。ブルーデオS型もその脱臭力で高い評価を得ていましたが、「にゃんこモデル」はさらにその上を行く性能を発揮します。
上記のグラフは、ブルーデオS型(MC-S201)と「にゃんこモデル」(MC-S311C)の、3-MMBに関する臭気強度試験の結果を示しています。稼働時間に対して、「にゃんこモデル」が非常に速やかに臭気強度を減少させていることが一目瞭然です。この結果は、猫トイレの近くに設置することで、あの独特の強烈なニオイを短時間で効果的に除去できることを示唆しています。これにより、来客時も安心して猫を迎え入れ、日々の生活もより快適になるでしょう。
優れた脱臭・除菌の秘密:Wフィルター構成
「にゃんこモデル」の優れた脱臭・除菌能力は、独自のWフィルター構成にあります。この二層構造が、様々なニオイや有害因子に多角的にアプローチし、清潔な空気環境を実現します。
1. 活性炭フィルター:急速脱臭の要
まず、本体に吸い込まれた空気は「活性炭フィルター」を通ります。活性炭は、その多孔質な構造により、空気中のニオイ分子を強力に吸着する特性を持っています。特に、猫の糞尿のような強いニオイ成分を素早くキャッチし、急速に脱臭する役割を担います。これにより、ニオイの拡散を初期段階で抑え、室内への広がりを防ぎます。活性炭フィルターは、その吸着力で多くの悪臭成分に対応できるため、猫のトイレのニオイだけでなく、一般的な生活臭にも効果を発揮し、お部屋全体の空気をリフレッシュしてくれます。
2. 光除菌フィルター:分解・除去の最終兵器
活性炭フィルターで除去しきれなかった、残ったわずかなニオイや、空気中に浮遊する菌・ウイルス・アレル物質・VOC(揮発性有機化合物)などの有害因子は、次に「光除菌フィルター」で処理されます。このフィルターは、光触媒と抗菌金属を特殊技術で皮膜したもので、光を当てることで化学反応を起こし、これらの物質を水と二酸化炭素などの無害な物質に分解・除去します。光触媒技術は、その強力な分解能力と持続性から、医療現場や環境浄化の分野でも注目されています。
このWフィルター構成により、「にゃんこモデル」は、強いニオイから微細な有害因子まで、幅広く効果的に除去することができます。これにより、単にニオイを消すだけでなく、空気中のアレルゲンや病原菌を低減し、猫とオーナーさん双方にとってより健康的で安全な居住空間を提供します。
お手入れも簡単:忙しいオーナーさんをサポート
高性能な製品でも、お手入れが大変だと継続が難しいものです。「にゃんこモデル」は、忙しい猫オーナーさんの負担を軽減するため、お手入れのしやすさにもこだわっています。
お手入れランプが点灯したら、脱臭フィルターのネットに付着した猫の毛やホコリなどを、掃除機などで吸い取るだけでOKです。この簡単なメンテナンスで、フィルターの目詰まりを防ぎ、脱臭性能を維持することができます。また、光除菌フィルターは、通常環境では基本的に交換の必要がない設計になっています。長年の使用で性能が劣化し、「ニオイが取れにくい」と感じる場合は、クエン酸溶液に浸け置きすることで、消臭力が復活します。これにより、ランニングコストを抑えつつ、長く製品を使用できるのは、猫オーナーさんにとって非常に嬉しいポイントでしょう。
製品仕様と価格・販売場所
「ブルーデオS にゃんこモデル」の具体的な製品仕様は以下の通りです。
型名: MC-S311C
電源: 家庭用交流 100 V 50/60 Hz
推奨床面積: 10畳(当社基準)
製品寸法: 幅 206 mm × 奥行き 140 mm × 高さ 289 mm
重量: 1.6 kg(ACアダプター除く)
運転モード: 弱、標準、ターボ
運転音: 弱 21 dB、標準 25 dB、ターボ 48 dB
24時間あたりの電気代: 弱 約8.2円、標準 約8.6円、ターボ 約13.4円(電力料金目安単価31円/kWhで計算)
コンパクトながら10畳まで対応し、24時間稼働させても電気代は1日あたり約8.6円(標準モード時)と非常に経済的です。これは、光除菌フィルターが5年間交換不要であることと合わせて、長期的に見ても非常にコストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。
価格と販売場所
希望小売価格: 税込39,600円(税別36,000円)
別売品(交換用脱臭フィルター): 税込2,750円(税別2,500円)
2025年11月1日(土)より、全国の量販店、専門店、各ECサイト、および株式会社フジコーの販売子会社である株式会社マスクフジコーのECサイト等で販売が開始されます。北九州市ふるさと納税の返礼品にもなっているとのことですので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
マスクフジコーのECサイト(ブルーデオS311C にゃんこモデル専用ページは11月1日公開予定)
まとめ:猫と人の幸せな共生のために
「ブルーデオS にゃんこモデル」は、単なる脱臭除菌機ではありません。猫の嗅覚の鋭さ、聴覚の繊細さ、行動パターン、そして健康への配慮。これらすべてを深く理解し、猫とオーナーさん双方の快適な暮らしを追求した「猫想い」の結晶と言えるでしょう。猫の糞尿のニオイという長年の悩みを解決し、化学物質を放出しない安全な方式、驚かせない静音設計、噛みに強い電源コード、そして猫が落ち着くカラーリング。これらのこだわりは、愛する猫がストレスなく、健康的で幸せな毎日を送るための大切な環境づくりに貢献します。
私たち人間にとって「心地よい」と感じる空間は、必ずしも猫にとってもそうとは限りません。しかし、この「にゃんこモデル」は、猫の視点に立って開発されたことで、真に猫に優しい空気環境を提供します。これにより、猫はよりリラックスして過ごせるようになり、その結果、オーナーさんとの絆も一層深まることでしょう。猫のニオイ問題で悩んでいるオーナーさん、そして愛猫のために最高の環境を整えたいと願うオーナーさんにとって、「ブルーデオS にゃんこモデル」はきっと、かけがえのないパートナーとなるはずです。
この新しい脱臭除菌機が、多くの猫とオーナーさんの暮らしをより豊かで快適なものに変えていくことを期待しています。
メーカーについて
株式会社フジコー
創立: 1952年4月
本社所在地: 福岡県北九州市戸畑区中原西2丁目18-12
代表取締役社長: 萩尾 寿昭
事業内容: 複合金属製品(ロール製品・原料工程向け製品)、環境プラント向け製品の製造・販売・補修、操業関連作業、産業機械等の設計・製作・据付、光触媒製品の製造・販売等
会社URL: https://www.kfjc.co.jp/
(補足:株式会社マスクフジコーは、株式会社フジコー100%出資の販売子会社であり、「にゃんこモデル」の販売元となります。)



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