「なんだか、この場所に来るとホッとするな」「あの香りを嗅ぐと、なぜか故郷を思い出すんだ」そんな経験はありませんか?香りには、私たちの心と体に深く働きかけ、記憶や感情と結びつく不思議な力があります。岐阜県瑞浪市では、そんな「香り」の力を最大限に活かし、まちの魅力を再発見・発信する画期的なプロジェクトが始動しました。
このプロジェクトは、地域の未来を担う高校生たちが主体となって活動する瑞浪市役所「ミライ創ろまい課」と、アロマ・ハーブ製品のリーディング企業である「生活の木」がタッグを組んで実現します。若者の瑞々しい発想力と、専門ブランドが持つ確かな技術力と知見が融合することで、瑞浪市にどんな新しい風が吹くのか、今からワクワクしますね。

「香り」でまちを彩る新プロジェクト始動!
「ミライ創ろまい課」は、瑞浪市の魅力発信や課題解決に取り組む高校生主体のまちづくりグループです。市内3つの高校から総勢81名の高校生が参画しており、その発想力や行動力は市内外で注目を集めています。今回、アロマ・ハーブ分野で全国的に知られる「生活の木」との協働が決定し、新たなシティプロモーションに挑戦します。
生活の木は、瑞浪市に商品本部(瑞浪ファクトリー)を持ち、原材料の仕入れから製造、品質管理、流通までを一貫して担う企業です。地域産品との商品開発や体験型ワークショップにも積極的に取り組んでおり、瑞浪市の多様な地域資源と高校生の共創に大きな可能性を見出し、今回の連携が実現しました。

なぜ「香り」なのか?五感に響くシティプロモーション
「香り」は、五感の中でも特に記憶や感情に深く結びついていると言われています。特定の香りを嗅ぐと、昔の出来事を鮮明に思い出したり、心が落ち着いたり、気分が高揚したりすることがありますよね。これは、嗅覚が脳の扁桃体や海馬といった、感情や記憶を司る部分に直接作用するためです。
香りの記憶と感情のメカニズム
例えば、ふとした瞬間に漂ってきた香りで、遠い昔の出来事が鮮やかに蘇る「プルースト効果」は、香りが持つ記憶への強い影響力を示しています。瑞浪のまちの魅力を「香り」として体験してもらうことで、訪問者はその香りを嗅ぐたびに瑞浪での楽しい記憶を思い出し、「また訪れたい」という気持ちを抱くでしょう。これは、単なる視覚的な情報だけでは得られない、深いレベルでのつながりを生み出します。
アロマテラピーの科学的根拠とウェルビーイングへの貢献
アロマテラピーは、植物から抽出される精油(エッセンシャルオイル)の香りを活用し、心身の健康をサポートする自然療法です。科学的な研究により、香り成分が自律神経系や内分泌系、免疫系に影響を与えることが明らかになっています。
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リラックス効果: ラベンダーやカモミールなどの香りは、副交感神経を優位にし、ストレス軽減や安眠効果が期待できます。忙しい日々の中で、なかなか心が休まらないと感じる方も多いのではないでしょうか。香りは、そんな心の緊張をそっと解きほぐしてくれるでしょう。
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集中力向上: レモンやペパーミントといった柑橘系やミント系の香りは、脳を活性化させ、集中力や記憶力の向上に役立つと言われています。勉強や仕事で集中したいときに、香りの力を借りてみるのも良いかもしれません。
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気分転換・リフレッシュ: グレープフルーツやベルガモットなどの爽やかな香りは、気分を明るくし、ポジティブな気持ちを促します。どんよりとした気分を吹き飛ばしたいときに、香りは手軽な気分転換の手段となります。
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抗菌・抗ウイルス作用: ティートリーやユーカリなど一部の精油には、抗菌・抗ウイルス作用が期待できるものもあります。これは、心地よい香りで空間を満たしながら、空気の質を整えることにもつながります。
このように、香りは私たちのウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)に多角的に貢献します。瑞浪市が「香り」をテーマにシティプロモーションを行うことは、訪れる人々に心地よさや癒しを提供し、「また来たい」と思わせるだけでなく、住民自身の暮らしの質を高め、地域への誇り(シビックプライド)を育むことにもつながる、まさにウェルビーイングな地域づくりへの挑戦と言えるでしょう。
瑞浪市の高校生が主役!「ミライ創ろまい課」の挑戦
瑞浪市役所「ミライ創ろまい課」は、高校生が地域の未来を主体的に創り出すためのユニークなプロジェクトです。高校生が企画立案から事業実施までを一貫して行う事例は全国的にも珍しく、その活動は地域の活性化に大きく貢献しています。
高校生が地域にもたらす新しい視点
若い世代の感性は、時に大人が見落としがちな地域の魅力を発見する宝庫です。彼らは、固定観念にとらわれず、自由な発想で物事を捉え、新しい価値を生み出す力を持っています。今回のプロジェクトでも、瑞浪の自然や文化資源を高校生ならではの視点で「香り」という形にすることで、これまでになかった瑞浪の魅力が引き出されることでしょう。
「ミライ創ろまい課」のユニークな取り組み
「ミライ創ろまい課」の活動は、市の職員や、生涯学習支援「たら×れば」のコーディネーターと共に企画を検討し、実現に向けて活動しています。2025年度で発足4年目となり、市内の3高校(瑞浪高等学校、中京高等学校、麗澤瑞浪高等学校)から、現在なんと総勢81名の高校生がプロジェクトに参画しています。
彼らの活動は多岐にわたり、地域イベントの企画運営や特産品の開発など、瑞浪市の魅力を高めるための様々な取り組みを行ってきました。高校生がこれほど大規模に、そして継続的にまちづくりに参画することは、彼ら自身の成長はもちろん、地域社会全体に活力を与える素晴らしい機会となっています。
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瑞浪市役所「ミライ創ろまい課」の活動について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.city.mizunami.lg.jp/kurashi/machizukuri/1001312/1007612.html -
生涯学習支援「たら×れば」の詳細はこちらです。
https://tararebashimizu.wixsite.com/my-site

アロマ・ハーブの専門家「生活の木」との共創
今回のプロジェクトのもう一人の主役は、アロマ・ハーブ分野のリーディングカンパニーである「生活の木」です。1976年の創業以来、「自然」「健康」「楽しさ」をテーマに、ハーブやアロマテラピーを日本に広めてきたパイオニア的存在です。
生活の木の企業理念と地域貢献
生活の木は、国内外の提携農園から厳選したハーブや精油を調達し、商品開発、製造、販売、さらにはカルチャースクールを通じた普及・啓発までを一貫して行っています。彼らの企業理念は、自然の恵みを通じて人々の心と体の豊かさや楽しさのあるライフスタイルを提案することにあります。
瑞浪市にある商品本部(瑞浪ファクトリー)は、同社の物流・製造拠点であり、地域との結びつきも深い場所です。地域資源を活用した商品開発や体験型ワークショップにも積極的で、実際に様々な地域で連携実績があります。
- 生活の木の体験型ワークショップの例はこちらです。
https://www.jalan.net/jalan/doc/news/button/1847828101/
生活の木は、瑞浪市の持つ多様な地域資源と、高校生たちの自由な発想に注目し、新しい価値創造ができると判断しました。専門的な知見と技術を持つ企業が、若者の挑戦をサポートすることは、プロジェクトの質を大きく高めるだけでなく、地域社会全体に良い影響を与えることでしょう。

株式会社生活の木からのコメント
株式会社生活の木からは、「瑞浪市役所『ミライ創ろまい課』と連携し、ハーブや香りをテーマに若者主体のまちづくりに取り組めることを大変うれしく思います。高校生たちの自由な発想や感性を生かし、地域の魅力を香りで表現する新しい試みを一緒に形にしていきたいと考えています。『香り』は、人の記憶や感情に深く働きかける“目に見えないコミュニケーション”のひとつです。高校生が地元を想いながら香りを創り出すことで、地域の魅力を再発見し、それが新たなシビックプライドへとつながっていくことを期待しています。今後は、体験・ワークショップ軸/プロモーション軸/商品販促・開発軸の3つの柱を通して、地域の方々と共に瑞浪市発のウェルビーイングな香り文化を育て、未来へつなげていきます」というコメントが寄せられています。

プロジェクトの具体的な活動内容
このプロジェクトでは、瑞浪市の魅力を多角的に発信するため、以下の3つの軸で活動を展開していきます。
1. 体験・ワークショップ軸:地域を巻き込む「香り」の体験
地域イベントでのブース出展や、小学生向けの出張授業、高齢者施設での香りイベントなどが計画されています。住民が実際に香りを体験し、瑞浪の自然や文化に触れることで、地域への愛着を深める機会となるでしょう。香りのブレンド体験などを通して、参加者自身が「瑞浪の香り」を創造する喜びを感じられるかもしれません。
2. 商品軸:市内の自然・文化資源をテーマにしたアロマ商品の企画・開発
瑞浪の豊かな自然や文化資源をインスピレーション源に、それらを喚起させる香りのアロマ商品を企画・開発します。例えば、瑞浪の清らかな水辺をイメージした香り、歴史ある陶磁器を思わせる香り、地元の特産植物を取り入れた香りなど、想像するだけでワクワクしますね。これらの商品は、「また来たくなるまち」としての瑞浪市のイメージ向上に貢献するでしょう。
3. プロモーション軸:行動を「発信」し、広める
高校生自身がプロジェクトの様子をドキュメンタリー形式で記録・編集し、情報発信を行います。「ミライ創ろまい課」の高校生が市公式SNSなどを活用し、生活の木のアカウントとも連携しながら、リアルな活動の様子や高校生ならではの視点で捉えた瑞浪市の魅力を積極的に発信していきます。若い世代の感性による情報発信は、より多くの人々の心に響き、瑞浪市のファンを創出するきっかけとなるはずです。
新チーム「魅力発信チーム」の設立
今回のプロジェクトに合わせ、「ミライ創ろまい課」は組織再編を行い、新たに「魅力発信チーム」を立ち上げました。このチームは2025年に加入した4期生を中心に活動し、市公式Instagramなどを活用して、活動の様子や瑞浪市の魅力を積極的に発信していきます。彼らのフレッシュな視点から生まれるコンテンツは、きっと多くの人々の興味を引きつけることでしょう。
「ミライ創ろまい課 魅力発信チーム」からは、「私たちの活動を通して、瑞浪の魅力を自分たちの言葉で伝えていく。そんな思いからこの『魅力発信チーム』が立ち上がりました。生活の木さんとのコラボは、本当にワクワクしています。香りという新しい方法で、瑞浪の魅力を多くの人に届けられるよう、楽しみながら挑戦していきます」と、プロジェクトへの熱い意気込みが語られています。

香りが生み出す未来の瑞浪市
このプロジェクトは、単にアロマ商品を開発するだけではありません。「香り」という目に見えないけれど、確かに心に響く媒体を通じて、瑞浪市の多様な魅力を再発見し、地域全体のウェルビーイングを高めることを目指しています。
シビックプライドの醸成
高校生が主体となって地域の魅力を「香り」で表現する過程は、彼ら自身の郷土愛、つまりシビックプライドを育む貴重な経験となります。自分たちの手でまちの未来を創るという実感は、将来にわたって地域に貢献したいという意欲につながるでしょう。そして、その活動は、他の住民にも波及し、地域全体で瑞浪への誇りを共有するきっかけとなるはずです。
ウェルビーイングな香り文化の創造
「香り」は、私たちの日常生活に癒しや活力を与え、心身の健康をサポートする素晴らしいツールです。このプロジェクトを通じて、瑞浪市に「香り」を積極的に生活に取り入れるウェルビーイングな文化が根付くことが期待されます。それは、住民一人ひとりの暮らしを豊かにし、地域全体がより健やかで、心豊かなまちへと発展していくことにつながるでしょう。
日常生活で香りを取り入れるヒント
瑞浪市のプロジェクトのように、特別な機会がなくても、私たちは日々の生活の中に香りの力を取り入れることができます。香りを取り入れることで、ちょっとしたストレスの軽減や気分の切り替え、リラックス効果など、様々なメリットを感じられるはずです。
アロマオイルの種類と効果
まずは、どんな香りが自分に合っているか、どんな効果を求めているかを考えてみましょう。
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リラックスしたいとき: ラベンダー、カモミール・ローマン、サンダルウッド、フランキンセンスなど。お休み前に使うと、心地よい眠りへと誘ってくれるかもしれません。
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気分をリフレッシュしたいとき: レモン、グレープフルーツ、ペパーミント、ローズマリーなど。朝の目覚めや、仕事・勉強中の気分転換にぴったりです。
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集中力を高めたいとき: レモン、ローズマリー、ペパーミントなど。頭をスッキリさせたいときに試してみてはいかがでしょうか。
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気分を明るくしたいとき: オレンジ・スイート、ベルガモット、ゼラニウムなど。憂鬱な気分を吹き飛ばし、前向きな気持ちをサポートしてくれます。
香りの選び方と楽しみ方
アロマオイルを選ぶ際は、天然100%の精油を選ぶことが大切です。合成香料では得られない、植物本来の繊細な香りと効果が期待できます。楽しみ方も様々です。
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アロマディフューザーで香りを拡散: 超音波式やネブライザー式など、様々なタイプのディフューザーがあります。お部屋全体に香りを広げたいときに便利です。
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アロマストーンや素焼きのプレートに垂らす: 電気を使わず、デスク周りや枕元など、パーソナルな空間で香りを楽しみたいときに手軽です。
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アロマスプレーを自作する: 無水エタノールと精製水、お好みの精油を混ぜて、ルームスプレーやリネンスプレーを作ることができます。空間の浄化や、気分転換に。
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アロマバス: 浴槽に数滴の精油を垂らして入浴すると、香りが湯気とともに広がり、全身でリラックスできます。ただし、精油は直接肌に触れると刺激になる場合があるので、バスオイルや植物油で希釈してから使うか、専用の乳化剤を使用しましょう。
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ハンカチやティッシュに垂らす: 最も手軽な方法です。外出先で気分転換したいときや、マスクに少し香りをつけたいときにも役立ちます。
香りの感じ方は人それぞれです。まずは少量から試してみて、自分にとって心地よい香りや使い方を見つけることが大切です。瑞浪市の高校生たちが創り出す「瑞浪の香り」が、私たちの日々の暮らしに、そして地域の未来に、どのような彩りを与えてくれるのか、今からとても楽しみですね。
まとめ
岐阜県瑞浪市で始まった、高校生「ミライ創ろまい課」と「生活の木」のコラボレーションプロジェクトは、若者の発想力と専門企業の知見が融合し、「香り」という新しい切り口で地域の魅力を発信する画期的な取り組みです。体験・ワークショップ、商品開発、プロモーションの3つの軸で展開されるこのプロジェクトは、地域住民のウェルビーイングを高め、瑞浪市に新たなシビックプライドと香り文化を育むことでしょう。この挑戦が、他の地域にも良い刺激を与え、持続可能なまちづくりへのヒントとなることを期待しています。

株式会社生活の木について
株式会社生活の木は、1976年より「自然」「健康」「楽しさ」のある生活を日本に提案・普及し続けてきたライフスタイルカンパニーです。40年以上もの歳月をかけ、国内外の提携農園から厳選したハーブや精油、植物油など、世界中の自然の恵みを調達しています。それら素材をもとに商品開発・製造・販売を行い、全国の直営店やカルチャースクールなどを通じて、ハーブやアロマテラピーを普及・啓発してきました。現在は、ハーブやアロマテラピーのみならず、より多くの自然の恵みを採り入れることで、心身ともに健康で美しくあるためのWellness(ウェルネス)&Well-being(ウェルビーイング)なライフスタイルを提案しています。
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代表者:代表取締役 重永 忠
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所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6丁目3番8号
瑞浪市役所「ミライ創ろまい課」について
瑞浪市役所「ミライ創ろまい課」は、高校生をはじめとする学生が中心となり、瑞浪市の資源を活用しながら、まちの魅力向上や課題解決をすることで、瑞浪市の未来を創っていくプロジェクトです。活動にあたっては、市の職員や、コーディネーターを務める生涯学習支援「たら×れば」と一緒に企画を検討し、実現に向けて活動しています。2025年度で発足4年目となり、市内の3高校(瑞浪高等学校、中京高等学校、麗澤瑞浪高等学校)から、現在なんと総勢81名の高校生がプロジェクトに参画しております。
(注)ミライ創ろまい課は、仮想的に行政組織の課名を模した学生によるまちづくりグループであり、条例等で規定されている正式な瑞浪市の部署ではありません。
生涯学習支援「たら×れば」について
「将来について考え、働くを学ぶ」をコンセプトにしたキャリア学習プログラム「考働学」を開発し、全国の学校で各校のニーズや課題に合わせて授業コンテンツを制作・提供しています。これまで実施したワーク・活動はテレビ、新聞、Webメディアなどで紹介されてきました。2022年6月からは、代表の清水氏が、瑞浪市からの依頼を受け、「ミライ創ろまい課」のコーディネーターを務めています。




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