見落としがちな子どもの口腔ケア:舌磨き習慣で“子どもの口臭”を予防しよう!

ヘルスウェルビーイングニュース

子どもの口臭、もしかして見落としてない?新しい季節を前に、親子で始める口腔ケア

もうすぐ新しい季節。入学や進学を控えるお子さまの中には、「友達と仲良くなれるかな?」「何か言われたらどうしよう…」と、期待と同じくらい不安を抱えている子もいるかもしれませんね。特に、清潔感に関する指摘は、デリケートな子どもの心を深く傷つけてしまうことがあります。

「汚い」「臭い」といった言葉は、大人にとっても辛いもの。それがもし、お子さまの口臭に関するものだったらどうでしょう?顔や体の汚れはすぐに気づけますが、口臭はなかなか自分では気づきにくく、保護者の方も「まさかうちの子が?」と見落としがちかもしれません。

しかし、口臭は放置すると、虫歯や歯肉炎といった別の口腔疾患の原因になることもあり、健康面でも無視できない問題です。お子さまが自信を持って新しい環境に飛び込めるよう、今こそ親子で口腔ケアについて考えてみませんか?

桜並木を歩く親子

子どもの口臭、その原因はどこに?

「子どもなのに口臭?」と驚かれるかもしれませんが、実は子どもにも口臭は発生します。特に、幼稚園の年長さんから小学校低学年くらいは、乳歯から永久歯への生え変わりが始まり、お口の中の環境が大きく変化する時期。この時期の口臭は一時的なものが多いものの、日々のケアでしっかりと予防できるんです。

口臭の主な原因は、お口の中に潜む細菌が食べかすや唾液の成分を分解する際に発生する「揮発性硫黄化合物(VSC)」というガスです。そして、このVSCの約6割は、舌の表面に付着する白い汚れ「舌苔(ぜったい)」が原因だと言われています。

舌苔(ぜったい)って何?

舌苔とは、舌の表面にある「舌乳頭(ぜつにゅうとう)」という小さな突起の間に、食べかす、剥がれ落ちた粘膜の細胞、そして口臭の原因菌などがたまって白っぽく見える汚れのことです。鏡でご自分やお子さまの舌を見てみてください。うっすら白くなっていませんか?それが舌苔です。

舌苔は、睡眠中や緊張している時など、唾液の分泌が減ると増えやすくなります。唾液にはお口の中を洗い流す「自浄作用」や、細菌の増殖を抑える「抗菌作用」があるため、唾液が少なくなると舌苔がたまりやすくなるのです。

子どもの口腔環境の特殊性と口臭リスク

子どものお口の中は、大人とは異なる特徴があり、それが口臭のリスクを高めることがあります。

  • 混合歯列期: 乳歯と永久歯が混在する時期は、歯並びが複雑になりがちです。歯と歯の間、奥歯の溝、生えかけの永久歯の周りなど、磨き残しができやすい場所がたくさんあります。こうした磨き残しが細菌の温床となり、口臭の原因となります。

  • 唾液腺の発達: 子どもの唾液腺は成長途中であり、唾液の質や量が不安定なことがあります。唾液の量が少ないと、お口の中が乾燥しやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

  • 口呼吸: 後述しますが、口呼吸は口腔内の乾燥を招き、舌苔の付着や細菌の増殖を促進します。アレルギーや鼻炎で鼻が詰まりやすい子どもは、無意識に口呼吸になっていることが多いです。

  • 食べこぼしやだらだら食べ: 食事中に食べこぼしが多い、あるいは長時間にわたって間食をする「だらだら食べ」の習慣があると、お口の中に食べかすが残りやすく、細菌が繁殖する時間を与えてしまいます。

保護者が気を付けたい!子どものための口腔ケア5つのポイント

それでは、具体的にどのようなケアをすれば良いのでしょうか。お子さまの口臭予防と健康な口腔環境のために、保護者の方が特に気を付けたい5つのポイントをご紹介します。

1. 基本の歯みがきを丁寧に

虫歯や口臭の最大の原因は、やはり磨き残しです。子ども自身に歯みがきを任せると、どうしても前歯や外側ばかり磨いてしまい、奥歯の間や裏側が残りがちになります。

  • 仕上げ磨きは必須: 小学校低学年までは、保護者の方が必ず仕上げ磨きを行いましょう。子どもが一人で完璧に磨くのは難しいものです。特に、奥歯の溝、歯と歯の間、歯茎との境目を意識して丁寧に磨いてあげてください。

  • 歯ブラシ選び: 電動歯ブラシを使う場合でも、子どものお口に合った小さなヘッドを選びましょう。毛先が柔らかく、お口の奥まで届きやすいものがおすすめです。

  • フッ素の活用: フッ素入りの歯磨き粉は、歯を強くし虫歯予防に効果的です。子どもの年齢に合わせたフッ素濃度と使用量を守りましょう。

  • デンタルフロス: 歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としきれません。デンタルフロスを併用することで、より効果的にプラークを除去し、口臭の原因となる細菌の増殖を防ぐことができます。

2. 舌のケア(舌ブラシでの舌磨き)

口腔ケアは歯磨きだけではありません。様々な機能を持つ「舌」のケアも非常に大切です。口臭の約6割が舌苔由来と言われるほど、舌の清潔さは口臭予防に直結します。

  • 舌磨きを習慣に: 子どもの場合も、朝起きたときにうっすら白くなっていることがあるので、舌磨きを習慣にしましょう。朝食前、歯みがきの前に行うのがおすすめです。

  • 専用の舌ブラシを使用: 専用の舌ブラシや舌クリーナーを使用してください。普通の歯ブラシは舌にとって刺激が強すぎるため、舌を傷つけてしまう可能性があります。

  • やさしく、奥から手前へ: 舌ブラシを水かぬるま湯で軽く湿らせ、舌の奥から手前へ向かって、やさしく1〜2回程度なでるように汚れを絡め取ります。力を入れすぎないことが大切です。

  • においチェック: 仕上げ磨きの際に、保護者の方が近くで口臭をチェックしてあげましょう。「今日は少し臭うな」と感じたら、磨き残しや舌苔の有無、口呼吸などを確認する良い機会です。

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3. 口呼吸と乾燥に注意

口呼吸は、お口の中を乾燥させ、細菌が繁殖しやすい環境を作り出します。唾液の自浄作用が十分に働かなくなるため、舌苔も付着しやすくなり、口臭のリスクが高まります。

  • チェックポイント: 就寝時に口が開いている、いびきをかくことが多い場合は、口呼吸の可能性があります。耳鼻科などで鼻づまりの有無を確認し、必要であれば治療を受けましょう。

  • 鼻呼吸の習慣化: 日中は「お口を閉じて鼻で呼吸」を声かけして、鼻呼吸を習慣化させましょう。鼻呼吸は、お口の中の乾燥を防ぐだけでなく、風邪などの感染症予防にもつながります。

  • 口呼吸が与える影響: 口呼吸は、口臭だけでなく、以下のような様々な健康リスクを引き起こす可能性があります。

    • 顔貌の変化: いわゆる「アデノイド顔貌」と呼ばれる、締まりのない口元や面長な顔つきになることがあります。

    • 歯並びへの影響: 舌の位置が下がり、歯列に悪影響を与え、不正咬合の原因となることがあります。

    • 睡眠の質の低下: いびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクを高め、集中力低下や日中の眠気につながることがあります。

    • 感染症への抵抗力低下: 鼻には空気中の細菌やウイルスをろ過する機能がありますが、口呼吸だとそれが直接体内に侵入しやすくなります。

4. 食習慣も大切

毎日の食事が、お口の健康に大きく影響します。

  • よく噛む食事: 生野菜、りんご、根菜類など、よく噛む必要がある食事は、唾液の分泌を促します。唾液は、食べかすを洗い流したり、歯の再石灰化を助けたり、抗菌作用で口臭の原因菌の増殖を抑えたりと、お口の健康にとって非常に重要な役割を果たします。

  • 甘いものの頻度を減らす: 甘いお菓子やジュースは、口臭の原因菌のエサとなり、細菌の増殖を促します。頻繁に与えるのは控え、時間と量を決めて与えるようにしましょう。

  • 水分補給はお茶か水: ジュースやスポーツドリンクではなく、お茶か水でこまめに水分補給をすることが大切です。特に運動後や乾燥する季節には意識して水分を摂らせましょう。

  • だらだら食べを避ける: 食事やおやつの時間を決め、それ以外の時間は原則として飲食物を与えないようにしましょう。お口の中に食べかすが長時間残ることを防ぎます。

5. 定期的な歯科チェック

定期的な歯科検診は、口臭予防だけでなく、お子さまのお口全体の健康を守る上で欠かせません。

  • 早期発見・早期治療: 乳歯の虫歯や歯肉炎、詰め物の不具合なども口臭の原因になります。歯科医院では、こうした問題の早期発見・早期治療が可能です。

  • クリーニングと検診: 3~4か月に1回程度、歯科医院でクリーニングと検診を受けましょう。プロによるクリーニングで、普段の歯みがきでは落としきれない汚れや歯石を除去できます。

  • 予防処置の活用: 歯科医院では、フッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を埋めて虫歯を予防する処置)など、お子さまの歯を守るための様々な予防処置を受けることができます。

オーラルフレイルと子どもの口腔機能発達不全

プレスリリースでも触れられている「オーラルフレイル」という言葉、ご存知でしょうか?これは、お口のささいな衰えが積み重なり、心身の機能低下につながる状態を指します。高齢者だけでなく、実は子どものお口の機能低下も問題視されており、「口腔機能発達不全症」という概念が注目されています。

子どもの口腔機能発達不全症とは、食べる、話す、呼吸するといったお口の機能が十分に発達していない状態のことです。例えば、以下のようなサインが見られることがあります。

  • 食べこぼしが多い、食事に時間がかかる

  • 発音が不明瞭、滑舌が悪い

  • いつも口がポカンと開いている(口呼吸)

  • 舌の使い方がぎこちない

これらの問題は、口臭の原因となるだけでなく、全身の健康や成長にも影響を及ぼす可能性があります。早期に発見し、適切な介入を行うことが非常に重要です。定期的な歯科検診は、こうした口腔機能の問題を早期に発見する上でも役立ちます。

保護者の方へ:口腔ケアを楽しく習慣化するヒント

「毎日きちんとケアしなきゃ!」と意気込んでも、子どもが嫌がったり、忙しくて続かなかったりすることもありますよね。ここでは、口腔ケアを楽しく、そして無理なく習慣化するためのヒントをいくつかご紹介します。

1. 遊びを取り入れる

歯磨きや舌磨きを「お口の中のバイキンをやっつけよう!」といったゲーム感覚で取り入れてみましょう。お気に入りのキャラクターの歯ブラシを選んだり、歯磨きソングを歌ったりするのも良いでしょう。

2. 褒めて伸ばす

子どもが上手にケアできたら、たくさん褒めてあげましょう。「きれいに磨けたね!」「舌がピンクになったよ!」など、具体的な言葉で褒めることで、子どものやる気を引き出すことができます。

3. 家族みんなで実践する

保護者の方も一緒に歯磨きや舌磨きをする「ミラーリング効果」は絶大です。大人が楽しそうにケアしている姿を見せることで、子どもも自然と真似をするようになります。家族みんなで口腔ケアに取り組むことで、一体感が生まれ、習慣化しやすくなります。

4. ケア用品選びを楽しむ

子ども用の歯ブラシや歯磨き粉、舌ブラシには、色々な種類があります。お子さま自身に好きなものを選ばせることで、ケアに対するモチベーションを高めることができます。SHIKIENの「子供用舌ブラシ」も、ピンクとブルーの2色展開なので、お子さまが好きな色を選べるかもしれませんね。

5. 口臭セルフチェックの工夫

「臭い」という直接的な表現は避け、「お口の中、さっぱりしたかな?」「イチゴの匂いがするかな?」など、ポジティブな言葉で口臭をチェックする習慣をつけるのも良いでしょう。保護者自身が、お子さまの口元に近づいて優しく確認することで、変化に気づきやすくなります。

最後に

お子さまの口臭は、保護者の方にとってデリケートな悩みかもしれません。しかし、適切な知識と日々のケアで、十分に予防・改善できるものです。特に、歯磨きだけでなく、舌磨きを取り入れることで、口臭の原因の約6割を占める舌苔にアプローチできます。

新しい環境に飛び込むお子さまが、自信を持って笑顔で過ごせるよう、今一度、ご家庭での口腔ケアを見直してみてはいかがでしょうか。SHIKIEN株式会社は、お子さまから大人まで、家族みんなの口腔ケアをサポートする製品を提供しています。ぜひこの機会に、ご家族で口腔ケアについて話し合い、健康な毎日を送りましょう。

SHIKIEN株式会社について

SHIKIEN株式会社は、舌ブラシの製造販売を専門とする企業です。口腔ケアに関する様々な情報提供や啓発活動を通じて、人々の健康をサポートしています。

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